当社は昭和23年に愛知県名古屋市にて創業し、皆様方のおかげさまで、以来85年以上、ものづくりを営んでおります。
自動織機分野の精密部品を皮切りに工作機械分野、燃料電池分野、航空宇宙分野、半導体関連、インフラ関連 など 垣根を越え、幅広い分野の精密部品の一貫生産を手掛けさせていただいております。
加工工程には、NC旋盤、マシニングセンタ、ピーターマン式自動旋盤をメインに行い、協力会社様で鋳造、熱処理、表面処理、研削加工、目打ち、転造、溶接、歯切り 等を行っていただき、材料の鋳造から可能な一貫生産体制を構築しております。
加工方法には、ピーターマン式自動旋盤でのΦ0.4の穴径で20D近くの小径ドリル加工、外径Φ1で長さ20Dを越える長尺加工やNC旋盤での角ねじ、鋳造品の加工 等、一般的にはあまり行われていないかったり、少なくなってきた加工もしております。
加工材質は、幅広い各分野を手掛けさせていただいていますので、鋳造品、FC、45C、真鍮、銅、アルミ、ステンレスや、難削材で有名なインコネル、ハステロイ、SUS630、カーボン 等も加工しております。
検査には、ノギス、マイクロゲージ、ブロックゲージ 等の手工具や基準片をはじめとし、キーエンス社製の光学式測定機を導入しております。
キーエンス社製の光学式測定機のラインナップは、画像寸法測定機のIM-8000、ハンディプローブ三次元測定のXM-5000、3D形状測定機VR-5000、3Dスキャナ型三次元測定機VR-500、高速画像寸法測定機TM-1500を組合せて検査しております。
生産管理では、アマダ社製生産管理ソフトWillを導入しており、ITの力を駆使して、受発注管理、納期管理、見積管理 等 は基より、製品の追跡調査も行えるよるにしております。
近年(2023年より)は、DX推進にも着手し、デジタル人材を育成し、GoogleのAppSheetとLooker Studioで自社初となる社内用アプリを開発し、作業日報,コミュニケーション,生産性の把握など多岐にわたる社内データの見える化、即時集計を可能にしたことで、更なるステークホルダーのニーズに応えるための事業環境の把握と改善を進める原動力を手に入れました。
様々な分野の皆様方のニーズを的確に捉えるためにも、今後もひたむきにものづくりを行ってまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
精密部品の測定のシェアサービスで測定技術を余すことなくシェアさせていただいています。
シェアサービスでご共有いただける測定技術は、キーエンス社製の光学式測定機を用途別、性能別にIMシリーズ、XMシリーズ、VRシリーズ、VLシリーズがあり、射出成型品、橋梁部品、ゴム製品 等の精密部品測定の実績がございます。
当社へのご要望が特に多い精密部品測定の案件といたしましたは、射出成型品のヒケの測定です。
キーエンス社製の3D形状測定機であるVR-5000にて、μ単位でのカラーマップによるヒケの見える化、断面形状でのヒケの数値化、CSVデータを用いたn増し測定のグラフ作成 等をExcelファイル、CSVファイル、3DスキャンデータをSTL、STEPでお渡ししております。
昨今は、自動車産業、工作機械分野、燃料電池分野、航空宇宙分野、半導体関連、インフラ関連 等、いずれの産業や分野でも金属部品、樹脂部品、ゴム部品の精度保証は日増しに高まっており、測定に一分の不安材料がある場合は、高度な加工の案件、試作品、開発品の受注に躊躇してしまうこともあるかと存じます。
当社には、精密部品の測定のシェアサービスでキーエンス社製の画像寸法測定機のIM-8000、ハンディプローブ三次元測定のXM-5000、3D形状測定機VR-5000、3Dスキャナ型三次元測定機VR-500を用途別、性能別でご用意しております。
また、様々な光学式測定機とそれらを自在に操る測定技術を組み合わせることで、品質に確かさが加わり、高度な加工の案件、試作品、開発品の受注に繋げれるのではと考えております。
そして、精密部品の測定のシェアサービス内容を動画でご覧いただけます。
ご覧いただけるとイメージを掴んでいただけるかと思っております。
様々な分野の皆様方へ測定技術をシェアさせていただき、課題解決のお役に少しでも立てるように努めてまいりますので引き続きよろしくお願いいたします。
当社は国連が提唱する「持続可能な開発目標(SDGs)」に賛同し、
SDGs達成に向けた取組みを行っていくことを2020年10月12日に宣言致しました。
ものづくり
ものづくりを通じて新たな価値を生み出し 、地域社会への貢献を目指してまいります 。
《具体的な取組み:創業70年で培った切削加工技術によるQCD向上への提案・開発》
人材育成
当社でのものづくりを通じて、技術力の向上だけでなく、地域社会への貢献や、やりがいへと結びつく育成を目指してまいります。その他に人材開発の取組としては、ポリテクセンター中部や外部研修機関での新入社員研修などを行い、年間平均従業員1人当たり40時間以上の教育訓練計画を実施しています。また、2023年度、2024年度はデジタル人材の育成に力を入れており、年間200時間を超える教育カリキュラムを実施し、自社アプリ開発を行うこともできました。
《具体的な取組み:定期的な勉強会の実施による技術の伝承、社内人材教育プログラムの構築》
労働環境
当社で働くすべての人が、安全で健康的に働くことができ、ワークライフバランスを実現できる職場づくりをしてまいります。その他にも2023年12月1日には、仕事と家庭の両立を支援するために一般事業主行動計画を両立支援ひろばのサイトに育児休業の取得率を改善していく取組を公表しました。また、安全衛生推進者と化学物質管理者を選任し、従業員が安全で快適に過ごせる職場環境作りを進めています。
《具体的な取組み:時差出勤・定時退社の推奨、社員の業務災害保険、社内行事や福利厚生サービスの充実》
環境対策
3Rの推進、3Sの徹底、3Mの排除を日々の事業活動のテーマとし、環境保全と生産活動の調和を目指してまいります。
《具体的な取組み:ISO14001の取得継続、不良率管理による廃棄物削減や廃棄物分別処理によるリサイクルの徹底》
お問合わせ先
株式会社石黒製作所
TEL 052-872-2521
FAX 052-882-5438
E-mail ishiguro@kmail.plala.or.jp
[休業日] 土・日
[受付時間] 8:00~17:00